月別アーカイブ: 2018年5月

大本山 石山寺

Ishiyama dera大本山 石山寺・怎么走・行き方・Access
交通:京阪「石山寺」下車
住所:滋賀県大津市石山寺1-1-1 map
TEL:077-537-0013
拝観時間:8~16:30
URL:大本山 石山寺
拝観料:600円

源氏物語 紫式部ゆかりの花の寺 大本山 石山寺


📷京都在住の女性カメラマン📷 ✉mail✉ profile
京都の桜 京都の祭 行事 イベント 京都の紅葉 秋の風景 京都の雪景色
パワースポット ご利益さん 京都散歩の旅 portrait photo writer
Facebook Twitter Instagram 到到网 TripAdvisor 微博 WEIBO

北龍華山 妙覚寺

北龍華山 妙覚寺 ・怎么走・行き方・Access
交通:bus「天神公園前」下車 Free Ticket(一日乗車券)
住所:京都市上京区下清蔵口町135 map
TEL:075-441-2802
拝観時間:通常非公開
URL:八本山を行く 妙覺寺
拝観料:通常非公開 妙覺寺 新緑の青もみじ「法姿園」特別拝観 500円 京の冬の旅 600円

2018/4/28~5/31 新緑の青もみじ「法姿園」特別拝観

庭の定義は
浄土宗は蓮、極楽浄土
禅宗は白砂、海、山、枯山水
日蓮宗はあるがままの自然庭園

この妙覚寺は日蓮宗で自然庭園です

あたたかいお茶をいただきながら新緑の庭園を堪能いたしました

↓ 2017年 京の冬の旅 ↓

妙覚寺に入ると庫裏(台所)のため入口には大黒天

4度移転し妙覚寺の名が残る地域もあるほどですが
最後は豊臣秀吉の洛中整理令でこの地に来たという妙覚寺

信長の宿泊所で本能寺よりも多い18回訪れている場所です
(本能寺の変は3回目の宿泊のときに起こった)

5月完成予定の画家・塩澤文男氏による巨大仏画「お釈迦様と四天王」は
暗い所も光るよう蛍光塗料をこれから塗る予定
(今後は五山の送り火のときに展示予定あり)

文字曼荼羅も展示されており
日蓮聖人の髭の生えたような文字で書かれています

「法姿園」の奥にある本堂に行くと等身大の坐像
目は水晶 寄木造り

旧暦2/15(3/15) 入滅 大涅槃図
沙羅双樹も哀しくて枯れたところや
十二支が通常描かれるがネズミの代わりに猫が描かれている珍しい猫入り涅槃図です


📷京都在住の女性カメラマン📷 ✉mail✉ profile English/中文
京都の桜 京都の祭 行事 イベント 京都の紅葉 秋の風景 京都の雪景色
パワースポット ご利益さん 京都散歩の旅 portrait photo writer
Facebook Twitter Instagram 到到网 TripAdvisor 微博 WEIBO

松殿今様合

matsudono imayo awase 松殿 今様合・怎么走・行き方・Access
交通:京阪/JR木幡 徒歩20分
住所:611-0002 京都府宇治市木幡南山18 map
TEL:0774-31-8043
URL:公益財団法人 松殿山荘茶道会 | 京都府宇治市 茶道 山荘流
今様白拍子研究所 能楽師・松野浩行 書家・柳本勝海 雅楽戯れ一座
入荘料 2018/5/5、2017/11/1 各宴3500円 昼夜通し券6500円
※昼と夜とで今様合の題が変わります。夜の宴までの待ち時間に当主が眺望閣や庭をご案内。

関連記事:松殿山荘

北野天満宮「曲水の宴」下桂御霊神社「桜祭り」メイクシーン撮影をさせていただいた
今様白拍子研究所様が出演されるとのことで取材に行ってきました

松殿今様合 まつどの いまようあわせ」

平安時代後期に流行した今様は現在でいうカラオケのような存在

宴会は正式な「宴座(えんのざ)」と略式の「穏座(おんのざ)」という二部構成になっており、
今回の舞台は歌や舞が披露される二次会のような雰囲気である「穏座」の再現をしています

雅に見えるこの空間は現代でいえば二次会のカラオケを再現したもの

昼の宴のお題は「若葉」

すぐれた歌には右方(チーム)は鶴、左方(チーム)は亀の水引が松に飾られます

勝敗が決まった後はお酒や舞が披露される

舞を行う白拍子について

能楽や神楽のように過去から受け継がれてきた芸能ではなく室町期には途絶えており、
今様白拍子研究所は現在に残るわずかな文献や資料をもとに
当時白拍子はどのようなものであったのかを探り、その魅力を伝えようとしています

参考:今様白拍子研究所

「白拍子」は平安時代のアイドルのような存在

和歌を歌いながら足拍子を踏み舞台を廻ることを白拍子といい、
やがて白拍子の芸能をする人自身を白拍子と呼ぶようになったそうです

能楽師・松野浩行、書家・柳本勝海、雅楽戯れ一座
平安時代さながらの雅な出演者による公演です

また舞台である松殿山荘は
関白松殿基房(まつどのの(藤原)もとふさ)の別業(別荘)があった場所

夜の宴までの待ち時間はご当主にお庭や眺望閣をご案内していただくツアーが開催

松殿の土塁の向こうには宇治陵も見える広いお庭を散策

利休、遠州等三十六賢人を祀る聖賢堂(奥の丸堂)

蓮斎という建物は円池の上にあり、その池は水仙を色分けするための区切りも

高谷宗範が1/100の模型を作り設計した山荘は
「心は円なるを要す、行いは正なるを要す」心は円満に丸く行いは常に正しく四角く―
を表す模様が随所にみられます

格天井に網代が見所の眺望閣へ移動

窓からは北に比叡山、東に上醍醐、南に生駒山、
西に石清水八幡宮、大山崎、京都西山、桃山御陵、愛宕山が見える

36000坪の広い敷地を見せていただいているとあっという間に夜の帳が降りてきました

蝋燭の灯りでの宴が始まる

今様合(いまようあわせ)は
後白河院が承安四年に十五夜連続行ったという以外にほとんど記録が残っていない

左右には歌人、中央の判者は勝敗と持(じ/引き分け)を決め、
そのわきには助手の童と興を添える芸能者の白拍子

夜のお題は「薫」

和歌は詠むもの、今様は歌うもの

今様歌謡集:梁塵秘抄口伝集(りょうじんひしょう)

七五調が基本なものの、平安貴族の生活が中心の和歌とは違い庶民生活を歌う今様

歌の内容だけでなく歌唱力も評価対象になったようです

平家物語にも語られている平家打倒の謀議「鹿ケ谷事件」になぞらえ
お酒の入った瓶子(へいし)が倒れたのを
「平氏たはれ候ひぬ」(平氏がふざけて倒れました)とふざけるシーンも見所

松殿に仕える女房の葵の語り、そっと部屋に佇む桂が舞台に花をそえる

今様「舞へ舞へ蝸牛」「よくよくめでたく舞ふものは」「遊びをせんとや」
朗詠「二星」
白拍子舞「栄花の曲」
管弦と舞「想夫恋」
今様「聞くに心すむものは」


📷京都散歩の旅📷 ✉mail✉ profile
京都の桜 京都の祭 行事 イベントカレンダー 京都の紅葉 京都の雪景色
パワースポット ご利益さん portrait photo writer
Facebook Twitter Instagram YouTube 到到网 TripAdvisor 微博 WEIBO