月別アーカイブ: 2019年5月

葵祭

「デジスタイル京都」京都のことを愛しすぎて、住んでしまった 女性カメラマンが “ほんまもんの京の舞台”を撮る!
第一回【葵祭】 源氏物語にも出てくる平安時代の京都三大祭を撮る!

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葵祭といえば、雅な行列が思い浮かびますが、実は下鴨神社上賀茂神社の境内で神事が行われます

葵祭 上賀茂神社 社頭の儀
写真:祭りのヒロインである斎王代(さいおうだい)が腰輿(およよ)を降りて歩く姿

有料観覧席のみでなかなか普段、見ることのできない
下鴨神社上賀茂神社で行われる社頭の儀をご紹介いたします

勅使は祓いを受け参進

下鴨神社の祭神は女性の玉依媛命(たまよりひめのみこと)であるため
剣の間(↑写真後方の御簾が降りている場所↑)で剣を解かれます

五穀豊穣を願う御幣物が本殿に収められます

社頭の儀では馬から降り、風流傘なども南口鳥居の前に置かれ、
牛車など、すべての行列が参進してくるわけではありません

斎王代が裾を持った童女とともに参進

2018年の斎王代の坂下さんはお母様も斎王代をされたそうです

神服殿に女人とともに斎王代が鎮座

内蔵使代(くらつかい)から御祭文を受け取り、勅使が舞殿で紅の御祭文を奏上

微音で行われるため、全く声は聞こえません

唐櫃から御幣物が取り出され、中門前の左右に置かれます

宮司が勅使に神宣を伝えます

大神様からの葵桂を権宮司が舞殿北庭の案上(机)に置き、蹲踞にて返し祝詞

神様のお言葉を祝詞で返すという珍しい所作で上賀茂神社では宮司が行います

勅使と合わせ拍手

宮司は舞殿に昇り、葵桂を勅使にお渡しします

続いて「牽馬の儀」
馬寮使代(めりょうつかい)が神馬二頭を西から東に三度、舞殿の周りを回ります

神殿に向かって礼をする際に白馬が一緒に頭を下げるのがほほえましく、笑い声があがります

舞人による東游(あずまあそび)「駿河舞」「求子(もとめご)舞」奉納

片袖をおろしてもう一度、舞殿へ

ちはやぶる鴨の社の姫小松
万代ふとも色はかわらじ

勅使が退下され社頭の儀は終了

本殿では御幣物を納める儀式が行われます(撮影厳禁ですが拝見することは可能)

舞殿では狂言、糺の森では走馬の儀が行われます

社頭の儀は当日でも5000円をお納めすれば参加可能
また御朱印は葵祭当日のみの特別なものもお受けすることができます

↓ 2017/5/15 下鴨神社 糺の森 ↓

葵祭の路頭の儀(行列)ルートは 10:30 京都御所 → ︎11:40 下鴨神社 ︎→ 15:30 上賀茂神社
下鴨神社 ︎と 上賀茂神社 では社頭の儀(儀式)がそれぞれ1時間半前後、行われます)

10時頃に下鴨神社の糺の森に到着

舞妓さんを3人も連れた紳士が、「社頭の儀」の観覧に進んで行きました

↑葵祭の始まりと言われる「走馬の儀」が行われる場所も、このときは静か

糺の森の入口では「葵祭」という文字が入った限定の御朱印をお受けすることが出来ます

下鴨神社は有料観覧席以外からは小川を挟んだ木々の間からしか観覧が難しい

隣の人から「植物園付近から上賀茂神社までの沿道がオススメですよ」と教えていただき移動

外国人インタビュアーが芸妓さんに扮装して沿道へ入って来ましたが、すぐに追い出されてました

藤の花で飾られた牛車が小さな童にひかれてやってきました

葵祭のヒロイン!斎王代(さいおうだい)が腰輿(およよ)に乗ってやってきました

2017年は史上初の3姉妹での参加だそうで、妹さんが斎王代になったと放送されていました

Canon EF85mm F1.8 USM、初❤EF135mm F2L USMにて撮影

↓ 2015年5月15日 上賀茂神社 ↓

葵祭

2014年は沿道で観覧し、2015年は上賀茂神社の有料観覧席で撮影してきました!

葵祭

沿道との違いは、鳥居のところで牛車から降ります

牛車や馬は鳥居の中に入って来ません

葵祭

全員、徒歩での行列となり、入口付近で行列に参加しない方も出てきます

葵祭

そのため、初めて見る方は沿道で行列を見るほうがおもしろいかもしれません

葵祭

有料観覧席は当日でも買う事ができ、座って観覧できるのが強み

葵祭

別名「雨祭」と呼ばれるほど、葵祭は雨が降ることが多いそうですが
2015年は暑さで参るほどのお天気に恵まれたのも良かったです

葵祭

主役の斎王代(さいおうだい)が腰輿(およよ)から降りて歩いてきました

葵祭

後姿を見るのもなかなかおもしろい

葵祭

暑さでばててる子供たちも結構おりました

葵祭

行列が終わると、二ノ鳥居の中で神事が行われます

葵祭

一般客からは全く見えない位置で行われ、アナウンスだけが流れます

葵祭

1時間ほど待っていると、メインイベントの騎馬が見られます

葵祭

Aoi matsuri festival 葵祭・怎么走・行き方・Access
交通:bus「上賀茂神社前」下車 中文 map
URL:葵祭 京都新聞 賀茂祭(葵祭)上賀茂神社 下鴨神社
拝観料:無料 (有料席2050円 京都御苑(建礼門前南側)・下鴨神社参道)
葵祭関連行事:5/1賀茂競馬足汰式、5/4斎王代女人列御禊神事

身も心もきれいに!縁結びのご利益を授かる下鴨神社めぐり Rakuten Travel マイトリップ

下鴨神社関連記事: 葵祭 斎王代女人列御禊神事 下鴨神社で遊覧馬車 糺の森 旧三井家下鴨別


京の三大奇祭「やすらい祭」【オマツリジャパンの毎週祭日 13】葵祭と上賀茂やすらい祭

上賀茂神社 関連記事:社頭の儀、1/16武射神事、2/11紀元節、4月第2日曜 賀茂曲水宴、
5/1賀茂競馬足汰式、5/4(隔年)斎王代女人列御禊神事、5/5賀茂競馬、
5/15葵祭 加茂祭、6/30夏越神事・夏越大祓式、9/27賀茂観月祭


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御靈神社(上御霊神社) 神幸祭

桓武天皇により創建された御霊神社。
御霊祭は天災や疫病を鎮めるために神泉苑で行われていた御霊会(ごりょうえ)が起源です。

毎年5月1日に御靈神社(上御霊神社)で行われる神幸祭。

令和のお祝いということで54年ぶりに神幸祭で神輿渡御が行われました。

3基の御神輿の担ぎ手がやってきました。

①南之御座 小山郷神輿会奉舁
後陽成天皇から賜った御鳳輦(天皇様がお乗りになる輿)で鳳凰がついています。

②中之御座 末廣神輿会奉舁
朱色のお絹をまとった御神輿。「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ」という掛け声で担ぎます。

③北之御座 今出川京極神輿会奉舁
後水尾天皇の父君から賜った御鳳輦。北之御座御下賜四百年という記念の年を迎えました。

御神輿は大変重たいため、20~30秒でどんどんと担ぎ手がが変わります。
1基で約150~200人の担ぎ手が必要なのだとか。

11:30から行われる神幸の儀。

祝詞奏上、お祓いや玉串奉奠が粛々と行われる。

舞殿から威勢よく左右に振りながら御神輿を下す担ぎ手たち。

神職が御神輿の上に上って鳳凰を飾り付け。

13:00頃、御神輿が京都御所に向けて出発!

令和元年5月1日(祝) 神幸祭渡御道筋(←詳細は御霊神社の公式Instagram参照)

御靈神社(上御霊神社)・Access
traffic 交通:bus「出雲路俵町」下車 Bus One-Day Pass(バス一日券)
address 住所:京都市上京区上御霊前通烏丸東入上御霊竪町495番地 map
TEL:075-441-2260
拝観時間:9~17:00
URL:京都神社庁 Instagram
Admission fee 拝観料:free
主な年間行事:5/1御霊祭社頭之儀、5/18御霊祭渡御之儀、6/30夏越の大祓式、8/18例大祭/小山郷六斎奉納/狂言奉納


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