月別アーカイブ: 2018年5月

三船祭

三船祭
車折神社のお祭りで渡月橋にて毎年五月第三日曜に行われます

11:00~15・00 拝服席 (千葉宗匠社中ご奉仕 神事の間は中断)
12:00 参進行列 (十二単・直垂・水干・狩衣などの装束での行列)
13:00 神事 祈願祭 主催者代表挨拶 ご神酒の鏡開き 献茶式 出船
13:40~15:00 船遊び 奉納行事 (御座船、龍頭船、鷁首船、御伴船)

三船祭の「三船」とは
「三船の才」…漢詩、和歌、管弦の才能のこと

千葉宗立宗匠 ご奉仕 御座船に座す御祭神に献茶



船遊び・奉納行事

御座船(ござぶね)
車折神社のご祭神・清原頼業公(きよはらよりなり)の御分霊の座す船 扇流し

「扇流し」は天竜寺を参詣した際に足利将軍が大堰川で除災祈願したため行われます

車折神社の御祭神と同族である清少納言が扇を流す姿が優雅で美しい

除災祈願を託して扇を流しているのですが
扇が川に沈む前に小さなボートで観覧している方が記念にと拾います
(厄を貰って帰っていると思うとちょっとシュールな光景)

龍頭船 いちひめ雅楽会 曲:迦陵頻(かりょうびん)、蘭陵王(らんりょうおう)

極楽浄土に住む人面鳥身で美しい仏の声を持つ霊鳥・迦陵頻伽(かりょうびんが)

絶世の美貌、眉目秀麗な名将・蘭陵王(らんりょうおう)が
獰猛な仮面をかぶって戦をしたところ大勝したという曲が船の上で優雅に舞われました

鷁首船(げきすせん) 日本謌舞楽会

鷁首船(げきすせん)では和歌を歌ったり、舞が舞われたりと雅な光景が楽しめる


中国の想像上の水鳥・鷁首(げきす)が船首の船の上での「三船祭」という舞です


来年は参進行列の撮影をメインにしようと思います!
願わくば船の上から扇流しも撮影したい(どなたか是非ご一緒に…)

↓2015年5月の「車折神社 三船祭」の記事↓

車折神社「三船祭」

車折神社三船祭が嵐山の渡月橋で行われました

車折神社「三船祭」

普段の車折神社境内の様子はこちら

車折神社「三船祭」

2015年の「清少納言」役は元宝塚歌劇団員の舞台女優・千葉吉美さん

車折神社「三船祭」

渡月橋の南側の中之島公園から、北側の舟遊びをする斎行をする場所までの
清少納言行列は次回のお楽しみにして、今回は舟遊びの場所で撮影

車折神社「三船祭」

車折神社「三船祭」

「千葉宗立」宗匠による野点と献茶

車折神社「三船祭」

清少納言行列に参列した方々が船に乗り込んだ後、お抹茶席が開放されました

車折神社「三船祭」

平安時代の舟遊びを再現した「三船祭」を抹茶をいただきながら眺める

車折神社「三船祭」

ボートや遊覧船と、船からの観覧もいいですね

車折神社「三船祭」

清少納言が川に扇を浮かべると、
本来はその扇が浮かんでいる姿を愛でるのですが、
船で観覧している方がみんな回収するので、あっという間に扇が川からなくなりました

車折神社「三船祭」

日差しの強さも忘れ、風流な光景に見入る

いや、優雅、優雅

車折神社「三船祭」

Togetsu-kyo Togetu bridge 渡月橋・怎么走・行き方・Access
交通:bus「嵐山公園」下車 中文
住所:京都市右京区嵐山 map
TEL:075-861-0012 嵐山保勝会
拝観時間:24h
URL:ようこそ渡月橋 嵐山保勝会 渡月橋 早わかりNavi
拝観料:無料 (三船祭の抹茶席600円/毎年五月第三日曜 12時半~)

Kurumazaki jinja shrine 車折神社・怎么走・行き方・Access
交通:bus「車折神社前」下車 中文
住所:京都市右京区嵯峨朝日町23 map
TEL:075-861-0039
URL:車折神社 ※三船祭は車折神社のお祭りで渡月橋にて毎年五月第三日曜から行われます
拝観料:無料


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天道神社

Tendo jinja shrine 天道神社・怎么走・行き方・Access
交通:bus「四条大宮/四条堀川」下車 Free Ticket(一日乗車券)
住所:京都市下京区 仏光寺通猪熊西入西田町615 map
TEL:075-821-2973
拝観時間:24h
URL:天道神社
拝観料:無料
主要行事:5/17天道花神事、11/3例大祭併神幸祭

毎年5/17 11:00から行われる天道神社の天道花神事

境内には明治天皇の皇后・昭憲皇太后の御胞衣(胎盤)塚があり、
この5/17は皇太后御誕生の日のため「顕彰」も行なわれます

塚には昭憲皇太后が生前好きだったという花菖蒲が供えられていました

この花祭りの一種や鯉のぼりの原型といわれている伝承的行事は
近畿・中国・四国地方で見られた風習ですが
現在、京都ではこの天道神社でしか見られません

天道とはおてんとうさまのこと

長い竿の先には三方向に榊、藤や躑躅、石楠花などの五種類の花

旧暦4月8日はお釈迦様の誕生日のため「お釈迦様の花」とも呼ばれます

飾られている和歌は「千はやぶる卯月八日は吉日よ かみさけ虫をせいばいぞする」
(花まつりで使われる甘茶には虫よけ効果があるため)

おてんとうさまに感謝を捧げ、五穀豊穣を祈る神事です

竹竿の途中には折敷がつけられ、おはぎがお供えされます

手水、修祓、献饌の儀、祝詞奏上、玉串奉奠、
最後は参加者全員がお神酒と洗米、おさがり(紅白まんじゅう)をいただき終了

またこの天道花神事は
織田信長が上杉謙信に贈った国宝上杉本「洛中洛外図屏風」にも描かれています

お花は午後には下げられるそうなので、前日5/16、または5/17のみ拝見可能です


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妙法院門跡

myohoin 妙法院門跡 怎么走・行き方・Access
交通:bus「東山七条/三十三間堂」下車 Free Ticket(一日乗車券)
住所:京都市東山区東大路通七条上ル妙法院前側町447 map
TEL:075-561-0467
拝観時間:通常非公開 特別拝観時 9時~16時
拝観料:特別拝観(不定期)期間中は800円
主要行事:毎年5/14五月会

毎年5/14 五月会

9:00~9:30 法華三昧:普賢堂
9:30~16:00 願い散華奉納 :普賢堂
9:00~16:00 書院無料公開 :庫裏より
14:00~15:00 天台宗玄清法流「琵琶法要」:白書院

通常非公開の奥書院(玉座・御座之間)、
庭園(旧積翠園南側)、不動尊像(重文・平安期)など無料公開

天台宗玄清法流「琵琶法要」

台所の神、竈の神「荒神」は
怒り、災いを象徴する荒ぶる神にルーツがあり、
荒神経という弾奏読誦は琵琶を弾きながらお経を唱えます

境内には七卿碑、宸殿、普賢堂もあります

↓ 2015年10月 ミニチュア ジオラマ風 チルトシフト撮影 ↓

普賢堂の中は
健康長寿、延命尊の本尊・普賢菩薩像、
本尊後方の来迎壁は石踊達哉画伯による「清浄蓮華」、
幻の絵師による天井画の龍

特別拝観時のみ拝観可能です


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