2024年は「大阪・関西万博きょうと」「きょうとまるごとお茶の博覧会」のイベント行事として曲水の宴が行われました。
ダンス(DAZZLE)
祝舞(上七軒歌舞会)
和太鼓(北野天神太鼓会)
ステージパフォーマンスのあと、曲水の宴がいよいよはじまりました。
曲水の宴は庭を流れる小川に酒を入れた杯を流して、その杯が自分の前を通り過ぎる前に、題に即した詩歌を詠じる宴です。(主催:曲水の宴実行委員会)
今様白拍子研究所様にFacebookとInstagramで紹介していただきました!
2018/3/10 11、13時開始 曲水の宴スケジュール(ビデオ禁止)
・入庭
・朗詠・白拍子「花時天似酔」
・流觴曲水
・詩歌披講
・賜禄
・退庭
・終納の儀
詠者
漢詩
「神」寺田一博(京都市会議長)
「賀」山本晃嗣(株式会社 山本本家 取締役)
「梅」松林俊幸(朝日焼)
「恋」細矢衡(京都教育大学大学院1年次)
和歌
「神」内藤麻美子(色彩作家)
「賀」鈴鹿可奈子(株式会社 聖護院八ッ橋総本店 専務取締役)
「梅」杉山早陽子(御菓子丸 主宰)
「恋」関沢菜柚(同志社大学神学部1年生)
北野天満宮の祭神・菅原道真公は何度も宇多天皇主宰の曲水の宴に招かれていることから
千百年ぶりに再興され今年で三度目となる伝統行事
菅原道真は「和魂漢才」日本古来の心と新しい文化、
学問の両方を兼ね備えることが必要と考えているため、
和歌だけでなく漢詩も賦する(ふする/漢詩を作ること)ところがみどころです
梅の花が好きだったという菅原道真
2018年はひとつき遅れの梅で曲水の宴に華を添えました
朗詠「花時天似酔」につづいて白拍子舞
道真公の和歌「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花主なしとて春を忘るな」と歌いながら白拍子が舞う
さすが「文道大祖風月本主(ぶんどうのたいそふうげつのほんしゅ)」と謳われた
菅原道真の風流な行事
朗詠「花時天似酔」はなのときはてんもよへるがごとし
我君一日之沢 万機之余 曲水雖遥 遺塵雖絶 書巴字而知地勢 思魏文以翫風流
意味:曲水の宴ははるか遠くになり、その名残も絶えてしまっている。
巴という字のように曲がりくねった川で、風流韻事を好んだ魏の文帝を思って雅な遊びを楽しむ
(パンフレットより引用)
禰宜と巫女が墨をする水を川からすくい宴が始まる
和歌の解説によると
羽觴(うしょう…水に浮かべる桧の鳥)が流れる間に書くと言われていますが
翌日になるときもあったそうです
色彩作家・内藤麻美子さんの和歌は
北野天満宮の梅がより白く
神に心が重なっていくような気がしたというような内容の歌でした
色が入るところがさすが色彩作家
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Kitanotenmangu 北野天満宮・怎么走・行き方・Access
交通:bus「北野天満宮前」下車 Free Ticket(一日乗車券)
住所:京都市上京区馬喰町 map
TEL:075-461-0005
拝観時間:5;30~17;30
URL:北野天満宮 instagram Facebook
拝観料:無料 御土居500円 梅園700円(茶菓子付)
曲水の宴3000円(梅園入場、茶菓子、宝物殿)
主要行事:2~3月 梅園・猿回し、2/25 梅花祭野点大茶湯、10/1~4ずいき祭、10月下旬~12月上旬 御土居もみじ苑、11/26 御茶壺奉献奉告祭・口切式
1Km以内の寺・神社:平野神社 千本釈迦堂 大将軍八神社 千本ゑんま堂 成願寺 わら天神
地蔵院(椿寺) 石像寺 釘抜地蔵 上品蓮台寺 真如寺 六請神社 岩上神社
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