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京都三大祭「葵祭」!華やかな時代行列「路頭の儀」と厳かな神事「社頭の儀」の見どころとは
「デジスタイル京都」京都のことを愛しすぎて、住んでしまった 女性カメラマンが “ほんまもんの京の舞台”を撮る!
・第一回【葵祭】 源氏物語にも出てくる平安時代の京都三大祭を撮る!
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葵祭といえば、雅な行列が思い浮かびますが、実は下鴨神社と上賀茂神社の境内で神事が行われます
写真:祭りのヒロインである斎王代(さいおうだい)が腰輿(およよ)を降りて歩く姿
有料観覧席のみでなかなか普段、見ることのできない
下鴨神社と上賀茂神社で行われる社頭の儀をご紹介いたします
勅使は祓いを受け参進
下鴨神社の祭神は女性の玉依媛命(たまよりひめのみこと)であるため
剣の間(↑写真後方の御簾が降りている場所↑)で剣を解かれます
五穀豊穣を願う御幣物が本殿に収められます
社頭の儀では馬から降り、風流傘なども南口鳥居の前に置かれ、
牛車など、すべての行列が参進してくるわけではありません
斎王代が裾を持った童女とともに参進
2018年の斎王代の坂下さんはお母様も斎王代をされたそうです
神服殿に女人とともに斎王代が鎮座
内蔵使代(くらつかい)から御祭文を受け取り、勅使が舞殿で紅の御祭文を奏上
微音で行われるため、全く声は聞こえません
唐櫃から御幣物が取り出され、中門前の左右に置かれます
宮司が勅使に神宣を伝えます
大神様からの葵桂を権宮司が舞殿北庭の案上(机)に置き、蹲踞にて返し祝詞
神様のお言葉を祝詞で返すという珍しい所作で上賀茂神社では宮司が行います
勅使と合わせ拍手
宮司は舞殿に昇り、葵桂を勅使にお渡しします
続いて「牽馬の儀」
馬寮使代(めりょうつかい)が神馬二頭を西から東に三度、舞殿の周りを回ります
神殿に向かって礼をする際に白馬が一緒に頭を下げるのがほほえましく、笑い声があがります
舞人による東游(あずまあそび)「駿河舞」「求子(もとめご)舞」奉納
片袖をおろしてもう一度、舞殿へ
ちはやぶる鴨の社の姫小松
万代ふとも色はかわらじ
勅使が退下され社頭の儀は終了
本殿では御幣物を納める儀式が行われます(撮影厳禁ですが拝見することは可能)
舞殿では狂言、糺の森では走馬の儀が行われます
社頭の儀は当日でも5000円をお納めすれば参加可能
また御朱印は葵祭当日のみの特別なものもお受けすることができます
葵祭の路頭の儀(行列)ルートは 10:30 京都御所 → ︎11:40 下鴨神社 ︎→ 15:30 上賀茂神社
(下鴨神社 ︎と 上賀茂神社 では社頭の儀(儀式)がそれぞれ1時間半前後、行われます)
10時頃に下鴨神社の糺の森に到着
舞妓さんを3人も連れた紳士が、「社頭の儀」の観覧に進んで行きました
↑葵祭の始まりと言われる「走馬の儀」が行われる場所も、このときは静か
糺の森の入口では「葵祭」という文字が入った限定の御朱印をお受けすることが出来ます
下鴨神社は有料観覧席以外からは小川を挟んだ木々の間からしか観覧が難しい
隣の人から「植物園付近から上賀茂神社までの沿道がオススメですよ」と教えていただき移動
外国人インタビュアーが芸妓さんに扮装して沿道へ入って来ましたが、すぐに追い出されてました
藤の花で飾られた牛車が小さな童にひかれてやってきました
葵祭のヒロイン!斎王代(さいおうだい)が腰輿(およよ)に乗ってやってきました
2017年は史上初の3姉妹での参加だそうで、妹さんが斎王代になったと放送されていました
Canon EF85mm F1.8 USM、初❤EF135mm F2L USMにて撮影
↓ 2015年5月15日 上賀茂神社 ↓
2014年は沿道で観覧し、2015年は上賀茂神社の有料観覧席で撮影してきました!
沿道との違いは、鳥居のところで牛車から降ります
牛車や馬は鳥居の中に入って来ません
全員、徒歩での行列となり、入口付近で行列に参加しない方も出てきます
そのため、初めて見る方は沿道で行列を見るほうがおもしろいかもしれません
有料観覧席は当日でも買う事ができ、座って観覧できるのが強み
別名「雨祭」と呼ばれるほど、葵祭は雨が降ることが多いそうですが
2015年は暑さで参るほどのお天気に恵まれたのも良かったです
主役の斎王代(さいおうだい)が腰輿(およよ)から降りて歩いてきました
後姿を見るのもなかなかおもしろい
暑さでばててる子供たちも結構おりました
行列が終わると、二ノ鳥居の中で神事が行われます
一般客からは全く見えない位置で行われ、アナウンスだけが流れます
1時間ほど待っていると、メインイベントの騎馬が見られます
Aoi matsuri festival 葵祭・怎么走・行き方・Access
交通:bus「上賀茂神社前」下車 中文 map
URL:葵祭 京都新聞 賀茂祭(葵祭)上賀茂神社 下鴨神社
拝観料:無料 (有料席2050円 京都御苑(建礼門前南側)・下鴨神社参道)
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