東林院

平家物語「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色…」

「沙羅双樹」は、お釈迦様が入定された時、いっせいに花開き、その死を悲しんだと言われる花。
(ただし日本の沙羅双樹は夏椿という一日花で、インドの沙羅双樹とは種類が違います。)

無常―
「形あるものは必ずこわれて行く。形美しきもの永遠に保てず」(東林院パンフレット抜粋)

そうだ京都行こう 」のポスターで有名な妙心寺 塔頭の東林院へ。

落ちた沙良の花は午後には萎んでしまうそうです。

関連記事:東林院 「沙羅の花を愛でる会」

東林院「梵燈のあかりに親しむ会」

妙心寺塔頭・沙羅双樹の寺「東林院」で恒例の「梵燈のあかりに親しむ会」へ。

東林院「梵燈のあかりに親しむ会」

18時からの拝観開始のイベントですが、この日は既に日没を迎え真っ暗。

妙心寺の境内は広大なひとつの町のよう。
迷路のような路地を抜け、東の端にある東林院に行くには初めての方はなかなか大変です。
普段は非公開寺院でもあるため、最後の曲がり角にしか看板もありません。
昼間に一度、場所を確認しておくことをオススメいたします。

東林院「梵燈のあかりに親しむ会」

手製のあかり瓦「梵燈」と月明りに導かれ、静かな東林院の通路を進むと-。

東林院「梵燈のあかりに親しむ会」

秋風一味涼」 しゅうふういちみりょう
『秋の空に清々しい風が吹きわたり、一様に涼しげであること。
全てを空じきって心に一点のくもりもない様子を表す。
ろうそくの灯りを見つめながら、身も心も清々しくなりたいもの。』

東林院「梵燈のあかりに親しむ会」

毎年、禅語の中から選ばれた言葉が梵燈で境内をやさしく照らします。

東林院「梵燈のあかりに親しむ会」

カメラマンである私が言うのもなんですが、お寺に来て撮影に没頭しているのはもったいない。
フラッシュ無し、一脚や三脚無しで美しく撮るには良い機材がないとなかなか厳しい条件です。

是非、「梵燈のあかりに親しむ会」にお越しの際には、
静けさの中にある水琴窟の音に耳を傾け、暗闇の中の小さな灯りに心を合わせていってみてください。

東林院「梵燈のあかりに親しむ会」

Torinin 東林院 东林院・怎么走・行き方・Access
交通:電車 JR嵯峨野線(山陰本線)「花園駅」、嵐電〈京福電鉄〉北野線「妙心寺駅」
bus「妙心寺前/妙心寺北門前」下車 中文
住所:京都市右京区花園妙心寺59 map
TEL:075-463-1334
参拝時間:精進料理を体験する会:毎週火曜日・金曜日 通常非公開寺院 宿坊有
「小豆粥で初春を祝う会」1/15~31
沙羅の花を愛でる会」6/15~6/30 9:30~16:00  抹茶付…1600円 抹茶と精進料理付…6000円
「梵燈のあかりに親しむ会」10/7~16 18~21:00 500円 珈琲・抹茶500円
URL:妙心寺


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